コロナ終息に向けて:各国レポート「第四弾」を始めます

この各国レポートも、今回で第四弾になります。
第一弾のレポートをアップしたのは、新型コロナウイルスが世界中に蔓延し、日本でも緊急事態宣言が出されていた2020年5月から6月です。第二弾は、いったん状況が落ち着いたのもつかの間、日本でも第二波が到来し、感染者数が急増していた2020年8月末から10月初旬。第三弾は、ワクチンが普及しつつある一方で、世界中で変異株が幅をきかせていた2021年5月から6月でした。

それから10カ月弱。日本ではいろいろなことがありました。
昨年夏には東京オリンピックが無観客で開催され、秋になると新たな死者数がゼロの日もあり、街なかにかなり活気が戻ってきました。ところが2022年の年明けとともに急激にオミクロン株の感染が拡大、なかなかピークアウトが見えず、感染者数はしばらく高止まりが続きました。それでも、ここに来てようやく、多くの都道府県で出されていた「まん延防止等重点措置」が解除されました。東京ではいまちょうど桜が満開です。観光地もこれからどんどん賑やかになりそうです。

では、世界各国はどうなのでしょうか? 最近では、ほとんどの人がマスクを着けずにショッピングやスポーツ観戦などを楽しんでいる海外の映像を見かけることが多くなりました。そして現在、ロシアのウクライナ侵攻とそのさまざまな影響が世界を揺るがしています。国や地域によっては、コロナ感染予防に気を配る余裕もないほど切羽つまった状況に追い込まれている方々がたくさんいます。日々のニュースでもこの話題でもちきりです。

一方で、この3月にむしろ新型コロナウイルス感染者数のピークを迎えた国の話も耳にしますし、日本でも、東京の新規感染者数は、本日2022年3月30日現在1万人弱と、1週間前より3000人も増えています。そういう数字を見ると、私たちがたんにコロナの状況に慣れてしまっているだけなのかもしれないとも思います。

はたして、世界では、ほんとうにコロナ問題が終息に向かっているのでしょうか?
そんな思いを抱きながら、各国レポート第四弾を始めます。

今回も第三弾までの執筆者の方々にレポートをお願いしました。
(あくまで執筆者の個人的なレポートです。執筆していただいた日とブログへのアップ日には何日間かのタイムラグがありますので、その間に状況が変わっていることがある点もご承知ください)

以下の質問に答えていただく形式です。
1 現在(執筆時)の新型コロナウイルスの感染状況について教えてください。
2 現在の生活のなかで、コロナウイルス関連で規制や制限されていること、義務付けられていること、支援されていることなどはありますか?(マスク着用、飲食店の営業制限、学校のリモート授業など)
3 ワクチン接種については、どのような現状ですか?(ワクチン接種「3回目」について、住民の受け取り方や対応、感想など)
4 近況や思い、今後の見通しなど、ご自由にお書きください。

これから、第四弾の各国レポートを順次アップしていきます。
ひとりでも多くの方にお読みいただけることを願っております。

株式会社リベル