ご縁あって、バルセロナで開かれたスペインブックフェアに行ってきました。街の中心から少し離れた会場には、児童書から一般書、グラフィック本、宗教書までスペイン本がたくさん並んでいました。
初日の会場は、フランクフルトやボローニャのブックフェアに比べると全体的にのんびりムード。さすがスペイン、シエスタの時間なのかしら~なんて思っていたら、なんとその日は祝日でした!
二日目は人出も多く、各ブースではスペイン語、英語、フランス語……が飛び交っています。スペイン独特の色づかいの素敵な絵本にはとくに吸い寄せられました。
東京のスペイン大使館主催の「New Spanish Books」もそうですが、スペイン政府は自国の書籍の輸出にとても力を入れています。一冊でも多くのスペイン本が日本に紹介されますように!
そして、バルセロナといえばガウディやピカソなどを生み出した芸術の街として有名。時間があまりないなか、サグラダ・ファミリアやグエル公園を見ずには帰れないと駆け足で回りました。あいにくの大雨でしたが、どちらも観光客でいっぱい。たしかに、ヨーロッパの歴史とガウディの斬新さが融合したこのユニークさは一見の価値あり。
サグラダ・ファミリアが完成した暁には、もう一度ゆっくり訪れてみたいです!
(Y)