アメリカの保守系シンクタンク気鋭の日本部長がアジアの危機を警告する、話題書の邦訳版が刊行されました。トランプ政権発足後、アメリカで多くの人に読まれているアジア分析書です。
著者のマイケル・オースリンは、イェール大学の元准教授(歴史学)で、現在はワシントンD.C.のアメリカン・エンタープライズ公共政策研究所(AEI)の日本部長。
本書では、アジアのリスクマップを作成し、(1)経済成長の失速、(2)人口問題、(3)未完成の政治革命、(4)政治的共同体の欠如、(5)戦争の脅威という5つのリスクについて分析しています。
時代を読み解くヒントがぎゅっと詰まった一冊です。
ぜひ手に取ってみてください。
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