少し前に、谷川俊太郎さんが登壇されるイベントに行ってきました。
第一詩集『20億光年の孤独』の刊行が1952年。
それから60年以上も詩人として活躍されています。
からだを鍛えていらっしゃるのか、小柄ながら筋肉質で、とても軽快な印象を受けました。
びっくりしたのは、「ここ何年かは一日一食で暮らしています」とおっしゃられたこと。「ときどき間食もしますけどね」と、笑っておられましたが。
ちなみに谷川さんは、昔からパソコン(もっと前はワードプロセッサー)を使って詩を書いているそうです。詩人というのは万年筆か鉛筆で詩を書くものだと思い込んでいたので、ちょっと意外でした。
会場では、詩集や絵本ではなく、あえて未読のエッセイ集を購入。
サインをいただき、握手をお願いしてみると……
詩人の手は、がっしりとしているのに、とてもふくよかでした。
(S)