今月の新刊3冊目は、ポスト・グローバリズムの新しい世界像を提言する全米ベストセラー。
グローバル戦略の専門家であり、世界経済フォーラム「若き世界のリーダー」にも選ばれた俊英パラグ・カンナ。
『「三つの帝国」の時代』『ネクスト・ルネサンス』に続く邦訳書となる本作では、「接続性(connectivity)」をキーワードに、グローバリズムの先にある世界を解き明かします。
世界的に注目されている若き論客の議論に、しばし耳を傾けてみませんか。
今日から、世界を見る目が変わること請け合いです。
(S)
キューバ革命の英雄、チェ・ゲバラ。
今年は「ゲバラ没後50年」なのだそうです。
ゲバラといえば、星のついた帽子をかぶったり、葉巻をくわえている肖像写真を思い浮かべますよね。
フォトジェニックなイケメンぶりもあいまって、日本でもいまだに、ゲバラの顔をプリントしたTシャツ、スマホケース、ライターなどが人気です。
彼の若い頃を描いた映画もヒットしました。
行動する革命家として、ゲバラは昔も今も、反体制を標ぼうする若者のまさにアイコンのような存在なのです。
本書は、そんなゲバラの発言集。
革命直後の1959年からゲバラがキューバを去ったあとの1967年までの、演説、新聞・雑誌記事、インタビュー、書簡から抜粋したゲバラ本人の言葉を集めた貴重な記録です。
どんな人物も、伝説の存在としてカリスマ化されていくとその実像が見えにくくなるものですが、本書を読むとゲバラが何を考えていたのか、何を大切にしていたのかが直接伝わってきます。
(Y)
「人が一生のうちに影響を受ける人の数は、多くても90人。
そのなかに、あなたを導き、鍛え、守り、助けてくれる大切な『7人』がいる。
成功するため、しあわせになるために必要なのは、
たくさんの人と知り合うことではなく、
自分にとって『最も重要な7人』を探し当てることだ。」――著者
2017年、最初にご紹介するのは、『成功する人はなぜ、「この7人」を大事にするのか?』。
著者は、広報のスペシャリストとしてアメリカ副大統領のコンサルタントを務めたこともあるリー・ウェイウェン。
人は誰でも生まれたとき、神様からカードが配られるとか。そのカードは似たようなもの。それを使って人生という孤独な戦いを勝ち抜けるかどうかは、支えてくれる仲間の存在にかかっています。
幼なじみ、メンター、同僚、上司、ビジネスパートナー、親友、結婚相手。
人生のさまざまなステージで出会う大勢の人のなかから「本当に大切な仲間」を見つけだすための実践的アドバイスがたっぷり詰まった1冊です。
周囲の人との関係をとおして、自分自身を見つめるきっかけにもなるはず。
出会いの季節、春を間近にひかえたこの時期にオススメです。
(N)