都立中央図書館でフランス絵本展「フランス絵本の世界にようこそ!」が開かれています。7月8日(日)まで。
7月14日から、アンスティチュ・フランセ関西でも巡回開催されるそうです。
(M)
通学講座 「染田屋茂の書籍翻訳ワークショップ2018(ノンフィクション編)は、定員を大きく上回る方々からご応募いただきました。ありがとうございました。
通学講座 「染田屋茂の書籍翻訳ワークショップ2018(ノンフィクション編)」の募集を開始しました。
翻訳本の編集者として、また翻訳家として長年の経験をもつ染田屋氏と ともに、書籍翻訳の全プロセス(翻訳、推敲、校正など)を実践的に学べるワークショップです。1クラス6名という少人数制で、翻訳について徹底的に学べます。
ジャンル: 英語ノンフィクション
対象: 書籍翻訳経験のある方、書籍翻訳の勉強をされている方、あるいは同程度の翻訳力のある方(※翻訳スキルチェックによって受講者を決定いたします)
定員: 6名
場所: リベル ミーティングルーム(最寄駅:表参道、渋谷、明治神宮前)
日時: 2018年6月16日から10月末ごろまで
全9回、土曜日 15:00~17:00
※ くわしくは応募要項(PDF)をご覧ください
※ お申し込みはお申し込みフォームからお願いいたします
※ ご質問などはお問い合わせフォームからご連絡ください
新しいことにチャレンジしようとしているとき、本当にやりたいことをしようとしているとき、頭のなかにこんな声が聞こえてくることはありませんか?
「そんなの、できっこないよ」「やめておいたほうがいい」「
物事が思いどおりに進みそうなときでさえ、こんな声が聞こえてくることも。
「喜ぶのはまだ早い。わたしなんかにうまくできるわけがない」「
本当にやりたいことをしたり、
これを著者は「マインドファック」と呼びます。
マインドファックから逃れることができれば、
ドイツのコーチングの第一人者、ペトラ・ポック博士が、マインドファックの生まれる原因を突き止め、
今年こそ、自分の心の声を味方につけて、
(N)
著者は、22歳で史上最年少のチェス・チャンピオンになってから15年間タイトルを保持しつづけた、チェス界の伝説、ガルリ・カスパロフ。
カスパロフ氏は、1996年と1997年、2度にわたってIBM製のスーパー・コンピューター《ディープ・ブルー》との6ゲームマッチを行ない、1度目は勝利を収めたものの、2度目は敗北を喫しています。
チェスの世界チャンピオンがトーナメント形式の戦いでコンピューターに破れたのは、このときが初めて。
人工知能(AI)時代の幕開けを告げる出来事として、世界に衝撃を与えました。
そんなカスパロフ氏が、ディープ・ブルー戦について初めて詳細に語り、人類とAIの共生について考察します。
AIの未来の話となると危険性ばかりが取りざたされがちですが、カスパロフ氏が思い描くのは、人類とAIが「協働」する明るい未来です。
2017年、日本の将棋界では14歳の藤井聡太四段が29連勝を果たしたことが話題になりましたが、藤井四段の強さの理由のひとつは、AIを用いた将棋ソフトを練習に活用してきたことにあるともいわれています。
チェス・チャンピオンの知性に満ちたことばから、AIとのつきあい方が見えてくるかもしれません。
解説は、日本屈指のチェス・プレイヤーで、2014年にはカスパロフ氏とチェスの対戦を果たした羽生善治さんです。
(N)
フランス生まれのファンタジーシリーズ「タラ・ダンカン」。
日本では2004年から毎年1巻ずつ刊行され、12年かかって完結しました。
その表紙のイラストを集めたアートアルバムです。
本場フランスのタラ・ダンカン・ファンをも魅了した日本語版の表紙を手がけたのは、LAST EXILEのイラストレーターとして世界的に有名な村田蓮爾。
こんなエピソードがあります。
パリに住むタラ・ダンカンの著者がテレビ取材を受けたときのこと。
彼女の自宅の壁には日本版の表紙が貼ってありました。
それを観た読者から「貼られていた表紙は、もしかして“あの”レンジ・ムラタが描いたのではないか」と著者に問い合わせがきたそうです。
著者は、日本版の表紙をそんな有名な人が描いていると知りびっくりしたとか。
各上下巻の表紙、計24点のイラストの加え、このアルバムのために描き下ろした「タラとカルの結婚式」のイラストなど、タラファンにも蓮爾ファンにも大満足してもらえる一冊です。
(Y)
全世界で9000万部突破。
今世紀最高のミステリシリーズと言われるスウェーデン・ミステリ「ミレニアム」。待望の第5弾です。
第4巻では、なかなかその姿を見せなかった主人公リスベットですが、この巻では初っ端から登場します。
しかも、刑務所に収監されているのです。
そこではベニートという囚人が看守までをも支配し、バングラデシュ出身の若くて美しい女囚に毎日のように暴行を加えている……
ストーリーのそんな冒頭を聞いただけで、ミレニアムファンは先が読みたくてたまらなくなるはず。
そして、ついにドラゴン・タトゥーの秘密をはじめ、リスベットの過去のいくつかの謎も明らかになります。
第4巻からスティーグ・ラーソンのあとを受け継いだラーゲル・クランツ。
クランツのミステリ作家としての力量がほんものであったことが見事に証明されているといえるでしょう。
(Y)