バルセロナまでは日本からの直行便はありません。となれば、パリ経由で行こう!
というわけで、パリにも立ち寄りました。
偶然にも、少し前にタラ・ダンカンの著者ソフィーから新シリーズ出版記念サイン会のお知らせが届き、その日はちょうど私もパリ滞在中。
シャンゼリゼ近くの会場(パリのチェーン書店Fnac)を覗きにいくと、いましたいました! 著者“プリンセス・ソフィー”を取り囲むように、コスプレしたフランスのタラディクト(タラ・ファン)たちが……。
本場のタラディクトたちに日本について質問されました
ソフィーはさっそく、
「日本のタラシリーズの翻訳者よ」と紹介してくれました。
タラディクトたちは日本版のこともよく知っていて、表紙や裏表紙の話などでもちきりに。
そして会場を出て1時間後……凱旋門近くを散歩していると、フランス人の若い男の子二人に声をかけられました。
「スミマセン(ここだけ日本語)、写真撮ってくれませんか?」
「ん? シャッターを押せばいいのかしら……?」
「ノンノン、あなたと写真を撮りたいのです。タラ・ジャポネの翻訳者さんですよね!」
「え? あ、はい……私でよければ……もちろん……」
二人は先ほどのイベントにもいたそうで、たまたま私が歩いているのを見つけて追いかけてきたらしい。日本にも行ったことがあり、日本語版も全巻もっているとか……。
いやあ、フランスでのタラ人気、そして日本語版人気に驚きました。
別の日にはソフィーが脚本・監督した短編映画の試写会にも招かれました。
ソフィーはいつでもゴージャスでエネルギッシュ
初監督作品について壇上で語るソフィー
パリはバルセロナと違ってとっても寒かったですが、滞在中はびっくりするほどいいお天気。
どこに行っても絵になるパリが、10月の碧い空にいっそう美しく映えていました。
10月のパリの空 その1
10月のパリの空 その2
10月のパリの空 その3
(Y)