「今月の新刊」では、リベルが翻訳を手がけた新刊書を1冊ずつ紹介していきます。
そして今月の1冊目(すみません、厳密に言えば6月末刊行です…)。
特捜部Qファンのみなさん!
「知りすぎたマルコ」、ハヤカワ・ミステリ文庫から待望の文庫化です!
特捜部Qシリーズは、デンマークを舞台にした刑事小説。
主人公二人と彼らをとりまく人たちは誰もが「ワケあり」で、なんともキャラ立ちしています。
そして毎巻、北欧社会の暗部を垣間見るようなエグ~い事件を解決しながら、その人たちの過去が少しずつ明らかになっていくのです……。
世界的に人気のこのシリーズ、デンマークでは続々映画化されていて、日本でも半年ぐらい前に第2巻の映画が公開されました。
「知りすぎたマルコ」は第5巻にあたりますが、シリーズの中でもダントツで面白い!
と私は思います。
毎巻事件は完結するので、「マルコ」から読んでも楽しめます。
もっとも「マルコ」読んだら、間違いなく第1巻から読みたくなっちゃうでしょうが……。
(Y)