大好評の『さわれるまなべる』シリーズの第5弾!
今回の主人公は、寒い国の動物たちです。
寒い国にはどんな動物たちがいるのでしょう?
ペンギン、ホッキョクグマ(シロクマ)、セイウチ、トナカイ……。
もともと、寒い国の動物は、凍死しないように毛や羽根で身を守っています。
シロクマのふさふさした毛やアザラシの赤ちゃんのふわふわしたからだやペンギンの羽根を、絵で見るだけではなく、指で触って感じてみましょう。
だんだん寒くなるこの季節。
クリスマスプレゼントにもぴったりです。
(Y)
8300万部。
これは、『ミレニアム』1、2、3の全世界の累計売り上げ数です。
世界に北欧ミステリーブームを巻き起こした『ミレニアム』。
第1部は、ハリウッドで映画化もされました。
著者のスティーグ・ラーソンは10部作にするつもりで書き始めたといわれていますが、第4部を執筆している途中で急死します。
ストーリー上の数々の謎が解明されないまま第3部で終わりかと思いきや、2014年末、新たな著者、ダヴィド・ラーゲルクランツによる第4部がスウェーデンで刊行され、これまた各国で大ヒットしました。
当初は新たな作家による続編に反発を感じていた人たちの多くも、その出来に驚いたとか。
ハリウッドでは、第2部、第3部を飛ばして、現在、この第4部の映画化が進行中です。
日本でも2015年12月に単行本で刊行されましたが、このたびようやく文庫化されました。
第4部をまだ読んでいないあなた、ミレニアム5が出ないうちに(年内に単行本で刊行されちゃいます)、早く読んでおいほうがいいですよ!
(Y)
しかけ絵本にもいろいろありますが、これは、ページをめくっていくたびにどんどんどんどん長くなり、最後には長さ2メートルにもなる「絵巻もの絵本」です。
今日は、ヤツガシラ(←鳥)のフープーの誕生日。
世界じゅうから200種類もの動物がお祝いにやってきました。
プレゼントをもった動物たちが、つぎつぎに積み重なって、高い高いピラミッドのできあがり!
絵本をどんどん長くしながら、どこにどんな動物がいるか探すのも楽しい。
ひとつひとつの動物のイラストと名前つき。
テングザル、シシオザル、マーモセット、テガナザル、コロブスモンキー、リスザル……と、サルだけでも15種以上。
一見とてもかわいいイラストですが、よく見ると同じサルでも細かい色や形が微妙に違い、実物そのままの緻密さです!
(Y)
タイトルから、会社のプレゼンでどうやったら上司や同僚を説得できるか……という場面を想像するかもしれませんが、本書は単なるビジネス本ではありません。
冒頭はたとえば、こんな感じです。
「幸運のこびと」について考えてみてほしい。考えてくれただろうか。よろしい。それでは、直感で1から10までのうちの数字をひとつ挙げてほしい。いますぐ! 最初に思い浮かんだ数字から変えないこと。あなたはどの数字を思い浮かべているだろうか。絶対とは言えないが、おそらく「7」を思い浮かべているのではないだろうか……。
どうですか?
「7」を思い浮かべませんでしたか?
(なぜそうなるかというつづきは本書で……)
私たちは、その都度、自分で考えて判断しているつもりでも、じつはいろいろなことに影響を受けています。ときには相手にコントロールされていることも……。
本書では、心理学にもとずき、日常生活での具体例を挙げて丁寧に説明してくれます。
ここで紹介されている7ステップを読むと、一見矛盾してみえる自分の行動や他人の行動の原因に気づかされ、はっとすること間違いなし。
家族、友人、恋人、上司や同僚との人間関係にとっても、絶対に役に立つ一冊です!
(Y)
7月から毎月1冊のペースで刊行が始まった〈ローダンNEO〉シリーズも、早いもので4巻目に入りました。
《スターダスト》で月へと旅立ったペリー・ローダンの相棒レジナルド・ブルは、アルコン人の宇宙船《アエトロン》が爆破されているのを目にします。一方、建設中の独立都市テラニアでは、ローダンの理想に共感してテラニアを目指す人々が現れ――
正篇の〈宇宙英雄ローダン〉とは異なり、〈ローダンNEO〉では、メインのストーリーとは別にサブストーリーがいくつも並行して進行します。
〈ローダンNEO〉第1シーズンは全8巻。いわば折り返し地点にたどり着いたわけですが、巻を追うごとに同時進行の物語が徐々につながっていく……かと思いきや、新たなミュータントのストーリーが始まるなど、世界がさらに広がっていきます。
〈宇宙英雄ローダン〉と同じように、複数の作家によるリレー小説形式を採用しているため、巻によって微妙に雰囲気が異なっているのも本シリーズの特徴。その違いを味わうのも、〈ローダンNEO〉の楽しみどころの一つと言えるでしょう。
まだまだ広がっていく〈ローダンNEO〉の壮大な世界。
この機会にぜひ、お手にとってみてください!
(I)
『うごかす! めくる! こうじげんば』『うごかす! めくる! 宇宙』で人気のしかけ絵本シリーズ第3弾。今回のテーマは、のりもの。
フランスのイラストレーター、アンヌ・ソフィ・
ロシアのロケット、セネガルの漁船、パキスタンのバス。意外な役割をもつ、フランスのバイクも……。
見たことはあるけれど名前を知らない、あんな乗り物やこんな乗り物も登場するかもしれません。
かわいくて、楽しくて、ためになる1冊。
こちらの動画で、しかけをご覧になれます。
https://www.youtube.com/watch?
(N)
32歳でアメリカ合衆国の大統領補佐官に抜擢され、ニューヨーク・タイムズ紙で「オバマ陣営の陰の立役者」と紹介されたアリッサ・マストロモナコ。
アリッサは、バラク・オバマの上院議員事務所、政治行動委員会、大統領選の選挙対策本部で働き、2009年から11年まで大統領補佐官兼ホワイトハウススケジュール管理・事前作業局長、2011年から14年まで大統領補佐官兼ホワイトハウス実務運営担当主席補佐官代理を務めました。
名門大学出身でもなければ、人脈もなかったアリッサは、どのようにして大統領補佐官にまでなったのでしょうか。
アメリカで話題の一冊を、ぜひひもといてみてください。
(P)
『STARTUP STUDIO 連続してイノベーションを生む「ハリウッド型」プロ集団』
革新的なスタートアップや新規事業を次々に育成・輩出する新しい組織が、最近注目を集めています。
「スタートアップスタジオ」とは、起業や新規事業創出のリスクを下げる新しい起業支援プラットフォーム。
スタジオ自身が多種多様なスキルをもつプロフェッショナルを抱え、彼らがアントレプレナーやエンジニア、大企業の新規事業担当者たちと一緒に革新的な新事業を「連続して」「同時多発的に」開発・育成・輩出している点が、ベンチャーキャピタルやアクセラレーター、インキュベーターなどと異なっています。
「連続してイノベーションを生む『ハリウッド型』プロ集団」の最新情報を、この機会にぜひ。
(P)
今月の2冊めは、ドイツ発の「子どものためのお金についての入門書」、『マネーという名の犬』です。
全世界での売り上げが400万部を超え、「世界一のお金の名著」とも呼ばれている本書。
「お金って、なに?」
「なんのためにお金を稼ぐの?」
「働くって、どういうこと?」
「〝仕事〟って、つらいものなの?」
人間のことばをしゃべる不思議な犬〝マネー〟が、少女キーラにお金の仕組み、世の中の仕組みをわかりやすく説明します。
本当はとても大切なことなのに、家庭や学校ではあまり話し合うことのない、お金の話。
〝お金について知ることは、世の中について知ること〟という視点から、大人も子どもも、一緒に考えてみませんか?
解説は、自叙伝『生涯投資家』でも話題の村上世彰さんです。
(N)