『最高の上司は嫌われる――最強の部下とチームをつくるリーダーの条件』
「最高のリーダー」に求められるものとは何か。
たとえ嫌われようと、ときには部下にプレッシャーをかけたり、質問を投げかけたりしながら、部下自身がリーダーとしての考え方を持つように導く。それが最高のリーダーだ、と著者は説いています。
どのように部下と接するべきか、具体的かつ実践的なノウハウが満載の一冊です。
(S)
少し前のことになりますが、今年も梅酒を仕込みました。
真夜中食堂では、焼酎ではなく日本酒で仕込みます。砂糖も角砂糖ではなく、てんさい糖を使います。
仕込み作業はじつに簡単です。あとはビールでも飲みながら、時間がたつのをひたすら待ちましょう。いつのまにか、それはそれはおいしい梅酒ができあがるはずです。
弊社に遊びにきてくだされば、いつでもご笑味いただけますので、お気軽にいらしてください!
梅酒(1升分)
【材料】
梅 1kg
日本酒 1升
てんさい糖 300から500g(好みに応じて加減)
【つくりかた】
1.梅をきれいに洗い、キッチンペーパーで水分を丁寧に拭き取り、乾燥させておく。
2.爪楊枝でひとつひとつヘタの部分を取り除く。
3.あらかじめ洗って日本酒で消毒しておいたガラス瓶に、梅、てんさい糖を入れ、日本酒を注ぐ。
4.ふたをしっかりと閉め、ときどき攪拌しながら冷暗所で保管する。
【シェフから】
角砂糖ではなく、てんさい糖を使うと、やわらかな味になるような気がします。てんさい糖の量は好みに応じて加減します。あとから足すこともできるので、味を見ながら調整してください。
日本酒で梅酒をつくる際には、気をつけるべきことがひとつあります。通常、日本酒のアルコール度数は15度前後だそうですが、日本酒で梅酒をつくる場合、酒税法等の関係で度数が20度以上のものを使わないと違法になってしまうそうです(国税庁のHPによると、「アルコール分20度以上のもので、かつ、酒税が課税済みのものに限ります」とのこと。参考:国税庁HP「お酒についてのQ&A」)。
(シェフP、ときどき翻訳家)
「今月の新刊」では、リベルが翻訳を手がけた新刊書を1冊ずつ紹介していきます。
そして今月の1冊目(すみません、厳密に言えば6月末刊行です…)。
特捜部Qファンのみなさん!
「知りすぎたマルコ」、ハヤカワ・ミステリ文庫から待望の文庫化です!
特捜部Qシリーズは、デンマークを舞台にした刑事小説。
主人公二人と彼らをとりまく人たちは誰もが「ワケあり」で、なんともキャラ立ちしています。
そして毎巻、北欧社会の暗部を垣間見るようなエグ~い事件を解決しながら、その人たちの過去が少しずつ明らかになっていくのです……。
世界的に人気のこのシリーズ、デンマークでは続々映画化されていて、日本でも半年ぐらい前に第2巻の映画が公開されました。
「知りすぎたマルコ」は第5巻にあたりますが、シリーズの中でもダントツで面白い!
と私は思います。
毎巻事件は完結するので、「マルコ」から読んでも楽しめます。
もっとも「マルコ」読んだら、間違いなく第1巻から読みたくなっちゃうでしょうが……。
(Y)
第二夜 レバノン――Tabbouleh
大束で買ったパセリが大量にあまっていたので、地中海東岸のレバノンあたりで食べられているというタブーレをつくってみました。パセリが主役のサラダです。
あまりのおいしさに、山ほどあったパセリがあっという間におなかの中へ……。
ところが、食べている途中でクスクスを入れ忘れたことに気づきました。
クスクスを熱湯で戻し、ビール片手にクスクスを気長に冷ましてから混ぜ合わると、また違った味わいに。
本来はクスクスではなくブルゴル(挽き割り小麦)を使うそうですが、クスクスを入れたバージョンも、それはそれでおいしくいただけます。
レバノンの首都ベイルートの夜や、田舎の村の夜はどんな感じなのだろうか思いをはせながら、パセリをむしゃむしゃとほおばるのもいいものです。もちろん、ビールがあれば言うことなしです。
タブーレ(パセリのサラダ)(2~3人前)
【材料】
パセリ 3~5束(あるいは好きなだけ。粗めにきざむ)
トマト 1~2個(1cmぐらいのさいの目にきざむ)
タマネギ 小1/4個程度(粗みじん切り)
クスクス 1/4カップ~1/2カップ