今月の新刊(2016年7月) 2冊目

 『最高の上司は嫌われる――最強の部下とチームをつくるリーダーの条件』

「最高のリーダー」に求められるものとは何か。
たとえ嫌われようと、ときには部下にプレッシャーをかけたり、質問を投げかけたりしながら、部下自身がリーダーとしての考え方を持つように導く。それが最高のリーダーだ、と著者は説いています。

CCCメディアハウス刊

CCCメディアハウス刊

どのように部下と接するべきか、具体的かつ実践的なノウハウが満載の一冊です。

(S)

ソウルからの到来物

 ソウルからいらしたお客様から、オリーブオイルを使った韓国海苔をいただきました。いつものごま油の韓国海苔よりもさっぱりしていて、上品な味です。

 

女性に人気のパックも。
弊社の女性陣は大喜びです。

ありがとうございました。

(S)

真夜中食堂 第三夜

 第三夜 日本――梅酒

少し前のことになりますが、今年も梅酒を仕込みました。
真夜中食堂では、焼酎ではなく日本酒で仕込みます。砂糖も角砂糖ではなく、てんさい糖を使います。

仕込んだ直後の梅酒。シュワシュワしています(写真をクリックすると大きな画像をごらんいただけます)

仕込み作業はじつに簡単です。あとはビールでも飲みながら、時間がたつのをひたすら待ちましょう。いつのまにか、それはそれはおいしい梅酒ができあがるはずです。

弊社に遊びにきてくだされば、いつでもご笑味いただけますので、お気軽にいらしてください!

新潟県津南町、苗場酒造の「苗場山」

今回仕込んだ2升のうち1升は、果実酒用日本酒「苗場山」を使ってみました

梅酒(1升分)

【材料】
梅 1kg
日本酒 1升
てんさい糖 300から500g(好みに応じて加減)

【つくりかた】
1.梅をきれいに洗い、キッチンペーパーで水分を丁寧に拭き取り、乾燥させておく。
2.爪楊枝でひとつひとつヘタの部分を取り除く。
3.あらかじめ洗って日本酒で消毒しておいたガラス瓶に、梅、てんさい糖を入れ、日本酒を注ぐ。
4.ふたをしっかりと閉め、ときどき攪拌しながら冷暗所で保管する。

【シェフから】
角砂糖ではなく、てんさい糖を使うと、やわらかな味になるような気がします。てんさい糖の量は好みに応じて加減します。あとから足すこともできるので、味を見ながら調整してください。
日本酒で梅酒をつくる際には、気をつけるべきことがひとつあります。通常、日本酒のアルコール度数は15度前後だそうですが、日本酒で梅酒をつくる場合、酒税法等の関係で度数が20度以上のものを使わないと違法になってしまうそうです(国税庁のHPによると、「アルコール分20度以上のもので、かつ、酒税が課税済みのものに限ります」とのこと。参考:国税庁HP「お酒についてのQ&A」)。

(シェフP、ときどき翻訳家)

今月の新刊(2016年7月)1冊目

「今月の新刊」では、リベルが翻訳を手がけた新刊書を1冊ずつ紹介していきます。
そして今月の1冊目(すみません、厳密に言えば6月末刊行です…)。

 『特捜部Q――知りすぎたマルコ』(特捜部Qシリーズ第5弾)

特捜部Qファンのみなさん!
「知りすぎたマルコ」、ハヤカワ・ミステリ文庫から待望の文庫化です!

早川書房刊 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

特捜部Qシリーズは、デンマークを舞台にした刑事小説。
主人公二人と彼らをとりまく人たちは誰もが「ワケあり」で、なんともキャラ立ちしています。
そして毎巻、北欧社会の暗部を垣間見るようなエグ~い事件を解決しながら、その人たちの過去が少しずつ明らかになっていくのです……。

世界的に人気のこのシリーズ、デンマークでは続々映画化されていて、日本でも半年ぐらい前に第2巻の映画が公開されました。

「知りすぎたマルコ」は第5巻にあたりますが、シリーズの中でもダントツで面白い!
と私は思います。

毎巻事件は完結するので、「マルコ」から読んでも楽しめます。
もっとも「マルコ」読んだら、間違いなく第1巻から読みたくなっちゃうでしょうが……。

(Y)

台湾からの到来物

 台湾のお茶をいただきました。
一回分のお茶がカラフルな紙に小分けされています。

並べて写真を撮ってみました。

くせがなくて飲みやすく、ほっとする味です。
ごちそうさまでした。

(S)

真夜中食堂 第二夜

 第二夜 レバノン――Tabbouleh

大束で買ったパセリが大量にあまっていたので、地中海東岸のレバノンあたりで食べられているというタブーレをつくってみました。パセリが主役のサラダです。

タブーレ

あまりのおいしさに、山ほどあったパセリがあっという間におなかの中へ……。

ところが、食べている途中でクスクスを入れ忘れたことに気づきました。
クスクスを熱湯で戻し、ビール片手にクスクスを気長に冷ましてから混ぜ合わると、また違った味わいに。

途中でクスクスを混ぜてみました。

本来はクスクスではなくブルゴル(挽き割り小麦)を使うそうですが、クスクスを入れたバージョンも、それはそれでおいしくいただけます。

レバノンの首都ベイルートの夜や、田舎の村の夜はどんな感じなのだろうか思いをはせながら、パセリをむしゃむしゃとほおばるのもいいものです。もちろん、ビールがあれば言うことなしです。

タブーレ(パセリのサラダ)(2~3人前)

【材料】
パセリ 3~5束(あるいは好きなだけ。粗めにきざむ)
トマト 1~2個(1cmぐらいのさいの目にきざむ)
タマネギ 小1/4個程度(粗みじん切り)
クスクス 1/4カップ~1/2カップ

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